VRIO分析(ブリオぶんせき)
英 VRIO Analysis
企業の経営資源を「価値・稀少性・模倣困難性・組織」の4つの問いで評価し、持続的強みを抽出する内部分析手法。
【定義】
企業の経営資源(Resource)が持つ持続的な競争優位性を「価値・稀少性・模倣困難性・組織」の4軸で総合評価する手法。
【概要】
ジェイ・B・バーニー氏が提唱したリソース・ベースド・ビュー(RBV)の代表的フレームワークです。Value(経済的価値)、Rarity(稀少性)、Inimitability(模倣困難性)、Organization(組織)の順に資源を評価します。単なる強みにとどまらない「持続的な競合優位性」の源泉を特定するために利用されます。
【実務でのポイント】
SWOT分析で出された自社の「強み」が、単なる思い込みや他社でも真似できる要素でないかを冷徹にスクリーニングするツールです。根拠ある差別化戦略を描くための必須プロセスとして導入します。
中小企業が「自社には特別な強みがない」と認識している場合でも、技術やノウハウの模倣困難性や顧客との深い信頼関係を客観的に再評価するのに役立ちます。事業再構築や経営改善計画の策定時に根拠のある強みを示す材料となります。